【お知らせ】 道路運送法違反に関するお詫びとご説明

平成24年1月23日

お客様へ

会津乗合自動車株式会社
代表取締役社長 福田 正

お詫びとご説明

 当社、会津乗合自動車株式会社は、企業再生支援機構、取引先金融機関の支援を受け、全社一丸となって、企業再生に取り組んでいる中、今回の車検有効期間 切れ車両の運行という不祥事を発生させてしまったことにつきまして、ご利用者の皆様他、関係各位に対し、心よりお詫び申し上げます。

 当社車両につきましては、有効期間が終了する前月迄に、車検を実施・終了するように年間計画表を作成し、本社車両担当部門と現場整備部門により毎月管理・実施しており、このようなミスが発生しないよう運営してまいりました。

 今回発生したケースの車両につきましては、今年度中の廃車を決定していたため、車検計画表には年度中に廃車する旨を表記した上で、有効期間中の利用(通 常のダイヤには使用せず、故障車が出た場合の代車としての利用のみ)を営業所に対して周知していたところでありましたが、車両管理部門作成の計画表から、 営業所において使用車両を管理するための操車表へ転記する際に、有効期間を1日長く誤記入しておりました。このため、故障車が発生した際、運行管理者が、 その代車としてアサインしてしまい、6時20分の始発から、9時40分までの間、若松営業所と永井野間を2往復(1片道は回送)、車検有効期間を過ぎてい る状況で運行させてしまいました。その後、出社した別の統括運転者が、年間計画表で示された有効期間を記憶していたため、前日に有効期間が終了しているは ずであることに気付き、その後の運行を直ちに、中止した次第であります。

 当社といたしましては、監督官庁である福島支局へ直ちにこの事実を報告するとともに、再発防止策の徹底に努めてまいりました。一方、ご当局からは、特別監査を通じた当社へのご指導を頂くと共に、法に照らし、処罰を受けることとなりました。

 公共交通機関に携わる者といたしまして、安全運行、安全管理体制の維持向上は最大の命題と肝に銘じ、これまで以上のコンプライアンス経営に努力してまいりますので、今後とも、宜しく、ご指導ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。

以 上